虹色に煌めく奇跡の真珠

‐マベパール‐

Nanshuu Mabe

マべパールの母貝である「マベ(貝)」は、20~30㎝もある日本国内最大級の真珠貝です。
奄美大島から沖縄地方の、激しい潮流部の海域に生息するマベは、天然貝を採取するのが非常に困難で、養殖が成功する以前は「幻の真珠」と呼ばれていました。

明治41年(1908年)頃にはマベパールの養殖が始まり、その後は度重なる戦争の影響もあり、一時的に影を潜めていました。戦後、数多くの人々が養殖に挑戦してきましたが、生息域が北限である奄美大島での養殖は困難を極めました。

ほとんどの会社が撤退をする中、ついに1975年、「田崎真珠」が人口採苗の技術を確立させ、安定的な養殖が可能となりました。
現在では「奄美サウスシー&マベパール株式会社」が日本国内で唯一、奄美大島の美しい海で養殖事業を行っています。

「マベパール」最大の特徴は、半円形の「半円真珠」であること。「マベ」の身は非常に大きく筋肉質のため、養殖に必要な「核」を体内に包み込むゆとりがなく、「核」を入れても大半は体外に吐き出してしまいます。
そのため、「半円形の核」を貝殻の内側に接着して養殖する方法をとることとなりました。
半円形の特徴を生かして、円形(丸形)だけでなく、ドロップ(雫)やハートなど様々な形状の真珠を育てることができます。

奄美のマベパールは、透明感のある美しく煌めく「テリ」を持ち、ピンク・ホワイト・ブルー・メタリックゴールドなど、七色(虹色)に輝く干渉色がとても美しい真珠なのです。

この「マベパール」は、「世界最高峰の輝き」と証されています。

黄金に煌めく真珠

‐白蝶ゴールド‐

Nanshuu Gold

白蝶ゴールドは「南洋真珠」とも呼ばれ、主にオーストラリア北岸のアラフラ海からインドネシアなどの東南アジアにかけた熱帯地域で生息する「白蝶貝」を母貝とする真珠です。
白蝶貝はオーストラリア北部に生息する「白やグレー系」の真珠を生み出す「シルバーリップ種」と、インドネシア・ミャンマー周辺に生息する「ピンクやゴールド系」の真珠を生み出す「ゴールドリップ種」に分けられます。

奄美大島では「ゴールドの真珠」を生み出す「ゴールドリップ種」を養殖しています。もともとは、熱帯地域で生息する白蝶貝にとって亜熱帯地域に属する奄美大島の自然観環境はとても過酷なものなのです。熱帯地域の白蝶貝は20㎝程に成長するのに対し、この過酷な環境下で大事に育てられた奄美の白蝶貝は10㎝程の大きさにしか成長しません。

熱帯地域のものよりも1年長い、3年の養殖期間を経てじっくり育てられた奄美の白蝶真珠はよりきめ細かく緻密に厚い真珠層に覆われ、透明感のあるとても美しい真珠になります。

生息海域の北限を超えた奄美大島で養殖に成功し、小粒ながら独特な深みのあるゴールドに輝く奄美のゴールド白蝶真珠。
金色の中に、ピンク・グリーンといった干渉色が豊かに煌めきます。
こちらもまた「世界最高峰の輝き」といえる真珠です。

-会社情報-

-奄美の真珠を販売-

日本国内で唯一、奄美大島の美しい海で養殖されている「マベパール[Nanshuu Mabe]」と「白蝶ゴールド(南洋真珠)[Nanshuu Gold] 」を 1976年(昭和51年)より全国の百貨店等にて展示販売しています。

Nanshuu Collections

-SNS-

□ Instagram
□ X
□ LINE